トンットゥはクリスマスの妖精で、サンタクロースの助手
フィンランドと言えば本物のサンタクロース!日本にも毎年12月初旬くらいにサンタクロースがフィンランドからやって来ます。ただしソリではなく、飛行機に乗って🛩
でも今回の記事ではサンタクロースではなく、トンットゥ(Tonttu)のお話をしたいと思います。トンットゥとはクリスマスの妖精というか、小人というか、そんなような存在で、サンタクロースのお手伝いをしているそうです。
フィンランドにはほぼすべての家にサウナがあります。これは日本のお風呂にバスタブがあるのと同じ感覚になるわけですが、トンットゥはそのサウナに住んでいます。
そしてこのトンットゥは「猫や犬にしか見えない」「子どもにしか見えない」という説があり、とにかく大人はその存在を見ることはできないようです。
このトンットゥは窓から人々の生活を除き、善行と悪行を書き留め、それをサンタクロースに送ります。つまりサンタクロースが誰にプレゼントを送るかを決めるための重要な役割を果たしているというわけですね。
このページの写真がトンットゥなのですが、フィンランドではクリスマスシーズンになると、多くのお店にトンットゥ人形が並ぶようになります。クリスマスツリーは売っていなくても、トンットゥ人形は売っているというお店も多いほど、クリスマスシーズンのフィンランドではいたるところでこのトンットゥを見かけるようになります。
もし12月のフィンランドにいらっしゃることがあれば、ぜひお店をチェックしてみてください。よほど小さなお店じゃない限り、必ずトンットゥ人形が売られていると思います。
ということで今回はフィンランドのクリスマスには欠かせない存在、サンタの助手トンットゥをご紹介いたしました🎄
ブログ筆者:Kaz
フィンランド在住の日本人。フィンランドでスポーツ指導をしたり、日本語を教えたり、
カフェでのんびりしたりしながら、猫のフィガロと元気にやってます。