【円安リポート】カレーのルーはもはや庶民派ではなく高級食材!


庶民には辛いスーパー円安の中での北欧生活

ヨーロッパに住む日本人の多くが、現在のスーパー円安に苦しんでいると思います。特に僕のように日本円で生活をしている短期滞在者や留学生なんかは本当に辛い!

この記事を書いている時点のレートは1ユーロ/163.58円です。これだけでも十分円安なわけですが、しかしこの金額で買い物ができるというわけではありません。

僕は買い物ではいつもVISAデビットを使うんですが、VISAで購入する場合、新聞などに掲載される円ユーロのレートではなく、VISAレートで引き落としが行われます。

ちなみに今現在のレートは上述の通り1ユーロ/163.58円なわけですが、でも今日VISAで買い物をすると、1ユーロ/166.46円となります😱
この166.46円には、2%の海外利用料も含まれています。海外利用料の割合は銀行やクレジットカード会社によりけりなので、複数のカードを持っている方は、海外利用料が最も安いカードを利用されるのが良いと思います。

S&Bゴールデンカレー

上の写真は日本でもお馴染みのゴールデンカレーです。日本では200円台、高くてもせいぜい300円弱だと思います。これを僕がいるフィンランドで買うと、1パッケージ7.2ユーロします。今日現在の価格は日本円で1,215円です。もはやカレーのルーは高級食材❗️🍛

そしてもちろん、カレーのルーだけ買ってもしかたありません。お米や具も買わなければカレーライスにはなりません。少量の米買って、野菜買って、肉買ってとなると、だいたい20ユーロくらいになります。つまりフィンランド(EU圏内)で今日カレーライスを作ろうとすると、少なくとも3,300円以上する計算になります。高い!高すぎる!

フィンランドはまだ、アメリカのようなハイパーインフレでないだけマシなのですが、それでもスーパー円安は本当に辛いです。スーパー円安が終息するまでは、多分リッチな方しかヨーロッパ旅行はできないのではないでしょうか。

早く終息してくれると良いですね、スーパー円安。

ブログ筆者:Kaz
フィンランド在住の日本人。フィンランドでスポーツ指導をしたり、日本語を教えたり、 カフェでのんびりしたりしながら、猫のフィガロと元気にやってます。

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