もしもフィンランド旅行中に偏頭痛に襲われたらどうすればいいのか?!


フィンランドで頭が痛くなったら

フィンランドで体調が悪くなったら緑十字のお店を探そう!

偏頭痛持ちの方ってきっとけっこう多いですよね。僕も肩こりから偏頭痛が起こることが月に1〜2回あり、日本ではバファリンプレミアムにお世話になっていました。そしてフィンランドでもやはり、偏頭痛持ちの方は多いようです。

僕の周りのフィンランド人にも、偏頭痛が起きると吐き気がして何もできなくなるという方がいます。その方も頭痛薬は手放せない状況で、普段は市販薬を持ち歩いているとのことでした。

日本人の方がフィンランドに旅行したり、留学したりした際、普段は頭痛なんて起こらないのに、慣れない環境で不意に偏頭痛に襲われることもあると思います。そんな時日本から持って来た頭痛薬が手元にあれば良いのですが、持っていないことだってあると思います。でもそんな時でも心配はいりません。フィンランドにもちゃんと薬局がありますから。

フィンランドに旅行に来て、フィンランド語も英語も話せないけど偏頭痛が起きてしまった場合は、まずは近くの薬局を探してください。「Apteekki」が薬局という意味のフィンランド語なので、こんな感じのスペルが表示されているお店を探してください。僕の印象では、黄緑に白い十字が描かれたマークが掲げられていることが多いと思います。赤十字は白地に赤ですが、フィンランドの薬局は黄緑が多いようです。

フィンランドの薬局のマーク

もし自分で薬局を見つけられなければ、そこら辺を歩いているフィンランド人を捕まえて、「エクスキューズミー?アイ・ニード・トゥゴートゥー・ザ・ファーマスィー」と言ってください。ファーマスィー(薬局)という単語を強調すれば、他の部分がグダグダだったとしてもちゃんと伝わります。

フィンランド人のほとんどは英ペで超親切!

フィンランドではよほど高齢か、よほど低学年じゃなければ皆さん普通に英語を喋ることができます。ですので困った時はどんどんそこら辺を歩いているフィンランド人に助けを求めてください。フィンランド人は皆さんとても親切なので、まるで日本人のように丁寧に道を教えてくれると思います。

でも英語やフィンランド語で道案内をされても分かりませんよね?そんな時はスマホの地図アプリを出しておいて、だいたい薬局がありそうな場所にピンをドロップしてもらいましょう。そしてそのピンまでの道のりをスマホで見ながら歩けばすぐに薬局を見つけられると思います。

そして薬局を見つけられたら、一番上の頭痛薬の写真を見せてください。これはフィンランドでポピュラーな「イヴマックス」というイブプロフェン頭痛薬です。日本で言うところの頭痛薬のEVEや、バファリンプレミアムに近い成分です。そして成分はちゃんとしているのに、値段は10錠入りだと2€です。他の頭痛薬の値段の1/2とか、1/3なので、特にブランドにこだわりがなければイヴマックスを選んでおけば大丈夫です。

難しいことは考えずに上の写真を見せれば店員さんは「この人は頭が痛いんだな」って理解してくれて、頭痛薬を出してくれます。もしくは仮に薬局を見つけられなかったとしても、どこかスーパーっぽい店に入ってこの写真を見せれば、「この店にはないけど、あそこの店で買えるよ」ってふうに教えてもらえます。とにかくフィンランド人は皆さんとても親切!

薬局で無事イブプロフェンを買えたら、軽い、もしくは普通程度の頭痛の場合は一錠(400mg)だけ飲んでください。ですがもし頭痛がとても酷かった場合は、一錠を半分に割って1.5錠(600mg)飲んでください。薬は半分に割りやすいように線が入っています。

でも本当に頭痛が酷い時は薬局を探す余裕さえない時もありますよね。そんな時はとにかくそこら辺にいるフィンランド人に上のイブプロフェンの写真を見せて、体調が悪くて困っている感じの表情を見せて助けを求めてください。

そうすれば、もしその人が頭痛薬を持っていればくれるかもしれないし、持っていなくても何らかのヘルプをしてもらえると思います。でもやっぱり一番良いのは日本でいつも使っている頭痛薬を持ち歩くことだと思いますので、頭痛持ちの方はパスポートと一緒に頭痛薬も持ち歩くようにしましょう。

ブログ筆者:Kaz
フィンランド在住の日本人。フィンランドでスポーツ指導をしたり、日本語を教えたり、 カフェでのんびりしたりしながら、猫のフィガロと元気にやってます。

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